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スパコン京の目的や用途、値段は? [日記]

2011年に世界で初めて
毎秒1京回超の計算速度を達成し、
世界一となったものの、昨年には3位に転落。
日本が誇る次世代技術、
スパコン(スーパーコンピューター)京ですが、
昨年9月から遂に本格運用をスタートしたとのことです。

詳しくはコチラ
↓ ↓ ↓ 
産経ニュース

ただ、私も含めて多くの人にとって、
そもそも「スパコン」って何?
「何のために作ってるの?」という疑問があるかと思います。

だって、そんなにすごいコンピューターがあっても、
使い道なんてあるの?と思ってしまいます。

そこで少々調べてみました。

世界一云々というのは、計算速度の話であり、
それがスパコンの頭脳ということになるようです。

しかし日本が開発したスパコン、
ただ計算がはやいだけではないようです。

開発に携わった研究者は、
「多くの分野の実用性を念頭に作られた」
というくらいで、
科学や産業の発展のためのコンピューターというコンセプトがあるようです。

たしかに計算だけ速くても、
応用がきかなきゃ何の意味もないですからね。

では具体的に何を目的に、
どんな用途で活躍が期待されるのか?

文部科学省は、

◆ 生命科学
◆ 医療
◆ 新物質
◆ エネルギー
◆ 防災・減災のための地球変動予測

上記5分野をしています。
つまり、上記項目で活用をすれば、
地震や津波、台風などの地球科学に関する
シミュレーションに活用し、
効果的な防災に役立てられることが期待されているようです。

さらに上記のような行政がわの利用だけでなく、
産業サイドでも大きな期待を寄せていて、
医療分野では模擬実験に利用をして、
製薬の参考につなげることができるとの期待がある。

また自動やや航空機の空気抵抗の測定による
より効率的な設計にも期待がかかるとのこと。


では、その凄いというスパコンのお値段は?

構築費 1120億円(1020億円/国費、100億円/民間資金持出額)
内訳 665億円/富士通による演算装置の開発
その他不明・・・

ちなみに運用費が年額80億円(電力代22~29億円、計算保守費23~32億円、運営費12.6億円、その他保守費14~17億円)

とんでもなく莫大な費用が開発・構築費として投入され、
出来上がってからの運営費も相当な高額です。

実際の内容の違いが不明なので、
単純に比較をしてよいのかは疑問ですが、
純粋にスパコンの順位をつける指標である、
計算速度だけで比較をすると、
現在の世界一のスパコン「セコイア」アメリカの国家核安全保障局、ローレンス・リバモア国立研究所設置
構築費が200億円以下、運用費は不明、
性能は、数字だけを見る限り、
10,000 LINPACKTFLOPS(京)
16,320 LINPACKTFLPS(セコイア)
と、1.5倍以上の差をつけられています。

素人の意見だと、
アメリカのセコイアは、
核安全保障に関することに特化した仕様のため、
開発・構築費にも予算が少なくて済んだのかと考えてしまいますが、
事実はどうなのでしょうか・・・

なにはともあれ、
デフレ不況による、経済の停滞もあるものの、
目標をもって難題を可決し、
新たな分野を開発していくという、
なかなか表にはでてこなかった、
日本の底力に期待したいと思います。
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